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理事長のつぶやき

理事長のつぶやき

久しぶりの家族参加の慰霊祭

2023-08-10
令和5年8月10日(木)天候雨
 
台風6号が過ぎても今日も雨だ
私共の地域では大きな被害が無かったが
全国を見ると長い日数停滞した台風なので
各地に大きな被害が発生した
沖縄や奄美など台風が居座った地域は
大変だったと想像する
昨日は長崎に原爆が落ちた日
敬愛会では特別養護老人ホームたいへい苑並びにほほえみ館の
合同慰霊祭が厳粛に行われた
最後に家族から頂いたお言葉に
職員が涙し、一人一人の頑張りが
家族からの感謝の言葉にそして思い出に
最期の時を私たちの施設で迎える家族同様に接してくれた
職員に感謝しかない「ありがとう」
いつもの私の弔辞もついでに読んでください
 
追悼の言葉
 
本日ここに、令和四年度特別養護老人ホームたいへい苑並びにほほえみ館の合同慰霊祭が執り行われるにあたり、社会福祉法人 敬愛会を代表し、謹んで追悼の言葉を捧げます。
今年は新型コロナウイルスも5類へ移行し、以前の日常に戻りつつあります。しかしながら新型コロナウイルスに加えインフルエンザも流行し、以前には考えられなかった夏期の流行に何かが違うと感じています。そして、この現状は当面続くと思っています。今後も、重症リスクの高い人達への配慮や感染症対策を十分に心掛け、ウイルスとの共生を図ることをこれからも取り組んでまいります。
世界に目を向けると、未だにロシアによるウクライナの侵略戦争は終わりが見えず泥沼化した戦いが続いています。この戦争でプーチン大統領は何がしたいのか、ウクライナのサポリージャ原子力発電所ではロシア占領下の中、原子力発電所を戦争の道具としての危険な駆け引きが今も続いています。チェルノブイリの原発事故で何が起きたか、今でも放射能汚染に苦しんでいる人がいます。
戦争は憎悪だけを生み、何も新たなことを生み出しません。日本も原爆が落ちて78年が過ぎ唯一の被爆国として原子力爆弾の悲惨さを理解している当事国として、政府には、原子力を利用した戦争の駆け引きには絶対反対のための強いメッセージをお願いしたいです。一日も早く戦争が終わりウクライナの人達に平和な日々が戻ることを願わずにはいられません。
戦争の悲惨さを理解され、平和な日常の素晴らしさを体験された諸先輩方が一人一人、最期を迎えていくなか、今の混沌とした時代をどう考え、どのような行動を執るか、現在を生きる我々の責任の重さを強く感じています。
諸先輩の皆様方によって築かれたこの地域社会が、これからも安心して暮らせる環境であり続けるためにも、『利他の心』に基づく敬愛会の理念の実践こそが、地域への恩返しに繋がっていくと確信しております。
結びに、多年にわたり豊かな知識と経験を持ち、地域社会発展のために貢献された皆様方とのお別れは、誠に残念でなりませんが、どうか安らかにお眠りください。
 
 
令和五年八月九日   
社会福祉法人敬愛会  
 理事長  熊谷 修
社会福祉法人敬
〒871-0922
福岡県築上郡上毛町大字東下1577番地1
TEL.0979-64-7895
FAX.0979-64-7896
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