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社会福祉法人敬愛会からのお知らせ

介護福祉部より新年のご挨拶を申し上げます
2020-01-01
新年のご挨拶
        
新年、明けましておめでとうございます。
令和初めての年が穏やかに明けました。皆様どのような思いで新年を迎えられたでしょうか?
昨年も、各事業所の運営に関しまして、多くの皆様にご支援・ご協力いただきましたこと職員を代表して感謝申し上げます。
いよいよ「東京二〇二〇」のオリンピック・パラリンピックイヤーを迎えました。昨年のラグビーワールドカップでは、「ONE TEAM」をスローガンに掲げ8強入りした日本代表の活躍に熱狂した方も多いと思います。私もにわかファンでしたが、ルール等深く知る事で面白さが増し、ノーサイド精神に感銘を受けました。更に、ホスト国である日本各地での「おもてなし」が、世界中のラグビーファンから賞賛を受けていたニュースを耳にするたびに、日本人として誇らしく思っていた一人でもあります。
「おもてなし」とは「もてなし」に「お」を付けたもので、語源はものを「持って成し遂げる」から来ており、お客様に応対する扱い待遇のことを指します。もう一つ意味としては“裏表なし”と文字通り表裏がない心でお客様を迎えることと、二つの意味を合わせたものが一般的“おもてなし”の語源とされます。
 「おもてなし」の基本的な考え方を生んだのは茶道で有名な千利休です。それは千利休の残した「利休七則」このように記されてます。
 「茶は服の良き様に点て、炭は湯の沸く様に置き、冬は暖かに夏は涼しく、花は野の花の様に生け、
刻限は早めに、降らずとも雨の用意、相客に心せよ」
解釈すると「自分の理想のお茶を追求するのではなく、相手のことを考えて時には少しお茶を冷ましたり、お菓子を食べる速さに合わせたりなど、抹茶を飲む人にとってちょうど良くなるように点てなさい。お湯を沸かす炭の準備等表面で見えないところでも、要点をしっかりと押さえて準備することが大切。お客様が快適に過ごせるように環境への工夫をし、物事の本質を見極めた上で魅力が際立つように花を生け、相手を思いやり、ゆとりをもって、備えを怠らず、全てのお客様に気を配りなさい」となるようです。
まさに、私たち福祉職員が目指している「ホスピタリティ」が、サービスにこの「おもてなし」を加えたものです。マニュアル通りの当たり前のサービスに「気配り」などをプラスして、自分がされたら嬉しいことなど気を利かせたおもてなしの対応をし、満足度を高めるサービスすること。更に、相手がしてほしいことを真剣に考え、気持ちを込め、ファンになってもらえるような要望を超えたサービスをすることです。
人工知能(AI)が普及すると消えるかもしれない職業が多いと言われています。いつの日か、おもてなしまで出来るAIが開発されるかもしれませんが、福祉に関してはやはり人としての思いやりが必要とされる仕事だと思っています。ホスピタリティの精神は一朝一夕にはできませんが、普段の仕事の中で、ちょっと相手のことを思いやる気持ちをもつ習慣をつけることが大切です。自分がやっていることが相手にどのような影響を与えているのか、相手の気持ちや状態はどうなのかと常に考えて行動することがホスピタリティ精神へと繋がっていくと思っています。
お茶というものは、言ってしまえば”お茶を点てて飲む”というだけの行為です。それがなぜ「茶道」という芸道になっているかといえば、そこに人の心があるからではないでしょうか。お客さまへの一方的なおもてなしだけでなく、お互いに尊重し合うことで、ひとつの空気が生まれる。だからこそ、その時間は特別なものとなる。
どの人にも同じではなく、「どうしたらその方に喜んでいただけるか 、満足感を感じていただけるか」を常に考えながらより良いおもてなしが出来る人材育成に今後とも力を入れていきたいと思っています。
本年も引き続きご指導・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
 
令和二年 一月吉日
介護福祉部長 山本 まさ子
社会福祉法人  敬愛会
〒871-0922
福岡県築上郡上毛町大字東下
1577番地1
TEL.0979-64-7895
FAX.0979-64-7896
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